三男がK-popアイドルにハマっています。
最近の中学生は、みんな?そうなんでしょうか?
いつの間に?
気付いたのは、ある時
三男が、家にストックしてあった単語帳を探している。
ああ〜やっと英単語を真面目に覚える気になったのかな?しめしめ・・・
と思っていたら
単語帳を使うのは、ハングルを覚えるためでした!!
この度、そのk-popアイドルのライブに行けることになり
引率者としてついていくことになった私も、ライブの予習のために聴き始めたのですが
それが・・・意外に、とてもいい!
アイドルの曲、日本のアイドルをイメージして、あんまり期待していなかったのですが
北米に住んでいたこともあって、洋楽のpopは好きでよく聞いていた私には
全然違和感なく、洋楽として普通に聴けるし
韓国語の歌もなんだかオシャレ!!
そして、底抜けに明るくて、元気が出る〜!!!
そして、ダンスのレベルの高さに驚き!!!
すごいじゃん、韓流!と見直しました。
その後、職場で話していたら、やっぱり子供がk-popにはまっている確率高し。
そして、親は韓流ドラマにはまっている(笑)
私は、韓流ドラマの沼にはまだはまっていないものの、周囲や、私の好きなモデルさんがかなり韓流ドラマを勧めてるので、見たらきっとハマるだろうと思う(笑)
時間がなくなるのが嫌で、まだ足を踏み入れていない(笑)
北米で出会った韓国人の方達
世界に広がる韓流エンターテイメントですが
こんなに流行ってるのはどうしてだろう?考えると
どうしても思い出すこと。
今活躍する、k-popアイドル達は、うちの息子達と同世代。
私達家族が北米に暮らしていた頃、どの町にも韓国人の子供達が留学していて
しかも、うちみたいに、親の仕事で来たのではなく
子供の英語教育のための母子留学率かなり多め!!でした。
うちは北米2都市に住んだのですが、どちらの街でも韓国人のお友達ができました。
韓国人の方達は、本当にとても親切でした。
そして、欧米の人と比べると、日本人に似て優しい。
初めて学校に転校してきたうちの子達に
真っ先に世話係として近づいて来てくれたのは、
たいてい韓国人の子供達。(どちらの街でも)
本当に仲良くしてもらい、お世話にもなりました。
今は、Facebookで繋がっているくらいで、もうやりとりもあまりなくなってしまいましたが、何人もの韓国人のお友達を思い出します。
私が北米に来たばかりで、あまり英語が喋れなかった時に
毎日のように一緒に遊んだ韓国人の友人
毎日、彼女と他愛もないことをおしゃべりをすることによって英会話が上達しました。
英会話って、瞬間英作文を繰り返すことによって、初めて上達するんだな〜とその時思いました。
だから、ネイティブとの会話じゃなくても全然いいんです。むしろ、初心者のうちは、相手がネイティブじゃない方が、こちらのペースに合わせて会話してくれて、ちょうど良かった。
他にも、私に英語の家庭教師を申し出てくれた、親切な韓国人もいました!
毎週1時間、私に英会話をボランティアで教えてくれると言うのです。びっくりです。
彼女はkindergartenでボランティアをしていて、次男のクラスを担当。その頃まだ全然英語が喋れず不安定になっていた次男をサポートしてくれていました。彼女は、英語も上手で、少し日本語も話せたからです。
そんな彼女がなぜか、私に無料で英語レッスンをしてくれると。本当に、世の中には親切な人がいるものだ、と感動しました。
主に子どもの小学校が同じで知り合った韓国人のママ達
みんな、子どもの英語のための母子留学をしていました。
なぜか?
韓国の学歴社会はよく聞きますが、切実だそうで
良い学校に行くためには、英語が高いレベルで話せるのは当たり前だそうで
日本人の子が中学受験のために塾に行くのと同じ感覚で(?・・・と私が勝手に思った)
海外母子留学をしているように見えました。
そんな母親達も、実は高学歴な人が多くて
お友達になったママ達は、大学教授、医師、教師・・・などでした。
自身のキャリアを一旦ストップさせてでも母子留学をしているようでした。
また、費用もそれなりにかかるので、そういったご家庭の方達ばかりなのかもしれません。
小学生の英語留学
自国で、英語を習うのと
留学して、その国の文化を丸ごと学ぶのは全然違うと思います。
韓国の多くの子ども達が、欧米文化に丸ごと触れ、難なく会話ができるのが普通になると
音楽もやっぱり、洋楽に近くなるよな〜
そして、韓国語も英語もどちらの文化も取り入れながら
世界に通用する音楽が出来上がるのかな〜
なんて思いました。
私見ですが、英語をネイティブのような発音も含めて身につけるのは、小学生が一番いいのではないかな〜と思います。
幼児の時は、母国語がしっかりしない問題があるし、早く帰国すると忘れてしまう。
中学生以上も悪くないですが、思春期の多感なお年頃で、文化に馴染めないかもしれないというリスクがある。あと、ネイティブのような発音と聴覚が身につくのも、ギリギリの年齢かもしれないなあとも思います。
小学生で、しっかり母国語の読み書きが出来てから外国文化に触れると
両方いけるようになる・・・その意味でうちは長男が一番良い時期に海外に住みました。
次男は、幼児から小学生だったので、英語は得意なものの、帰国後の日本語に苦労しました。
三男は、幼児のうちに帰国したので、ネイティブの子のようだったのに、今は英語は忘れてしまっているかのようです。ただ、リスニングや発音が得意だったりしていますので、多分脳のどこかに英語脳があって、使えばすぐ戻るんじゃないかなあなんて思っています。今度は本人の行きたい時に、留学したら、おそらく習得は早い気がします。
中学受験より、英語留学?
中学受験にかけるお金があったら
海外英語留学にかけてみるのも、いいんではないかなあと
思ったりしました。
でも、受け入れる中学が、勉強重視だから、中学受験塾に入れざるを得なくなりますよね。
海外に住んでいる日本人のご家族も、中学受験準備のために早く帰国したり
女医の仲間でも中学受験があるから、夫の海外留学について行かない選択をする人もいました。
英語ができることや、海外文化に触れていることは、今の中学受験ではあまり有利にならず、むしろ日本の勉強が遅れたり、日本的文化に馴染めなくなったりして不利なのかもしれません。
そうは言っても
最近は地方でも、帰国子女が受験で有利になるような中学・高校も出てきたし
医学部でさえもバカロレア入試を取り入れるところも出てきています。
今は少子化だし、地方でさえ中学も色々選択肢が増えている気がします。
きっと留学を重視する親が増えたら
中学受験も変わるんではないだろうか?と思ったりしています。
ただ、費用面から考えると、母子留学はきついですよね。
やっぱり親の仕事で、経済的な負担を解消しつつ、家族で行くチャンスがあれば、ぜひ行くことをお勧めします。
日本と韓国
私に英語を教えてくれた韓国人は、日本語も話せました。
彼女は、日本のエンターテイメントに、親しんでいたようです。
まさか、約10年経った今、日本の若者達がこぞって
韓国のエンターテイメントに夢中になり
ハングルを覚えているとは、思わなかったでしょうね。
日本と韓国、ってなんだか不思議な関係です。
今の若者の興味をみると
韓国の、日本にない何かに魅かれているのかもしれません。