子どもが自分の才能を発揮することにより、
成功をおさめ
物心両面で圧倒的に豊かで自由な人生を送ってくれたら
親としては最高に幸せで満足でしょう。
ではそのためにどうしたらいいか?
世の中にはありとあらゆる方法論があります。
ですが、究極、これだけできていればよかったかなと
今、私が思うことについて
今日は書きます。
3兄弟の母でワーママ女医のLilyです。
子育てを楽しみながら、女性が幸せに自立し
親子ともに、物心両面で、圧倒的に豊かで自由な人生を送るための
智慧や方法について紹介しています。
自己紹介はこちらから
目次
子どもの天才性を発揮させるために必要な、たった一つのこと
子どもが自分の才能を発揮し成功するために必要な
たった一つのこととは?
それは
親の「こうなって欲しい。」という思いを
できる限り捨てること
それに尽きると思います。
世の中にある、あらゆる方法の中で
たった一つ大事なことを挙げるなら
これだけだなあと
思います。
親のする事は?
子どもに「幸せになってほしい」と思いながら
親の希望をできるだけ捨てるとは
矛盾しているように見えますが・・・。
子どもに「幸せになってほしい」と思う
親の仕事は、ただ
子ども自身の好きなこと、やりたいこと
そして得意なこと・適性を
見つける手伝いをすること。
何年か前に有名になった
アメリカで
最優秀女子高生を育てたお母さんで
非認知能力の専門家である
ボーク重子さんの本の中にもあります。
子どもが自分の思い通りにならないと思ったら
それは、親の「思い込み」を押し付けているから。
子どもは自分とは違う一人の人間。
親の従属物でもコピーでもない。
子どもが自分の思い通りにならない時は
子どもの気持ちを優先させるのが大事。
親としてはこちらの道に進んでほしいと思ったのに
子どもはあちらの道に行きたいと言うことは
本当によくあることでしょう。
親はこれをやらせたかったのに
子どもはあちらに興味をもって
親のやらせたいことは嫌がる。
たとえその子にとって大切なことが
親の価値観や世界観と合わなくても
子どものありのままを認め、応援する。
これが子どもの自己肯定感を育む上で一番大切なこと。
なぜ子どもの気持ちを優先させるのが大事なのか
なぜ、親のやらせたい事よりも
子どもの気持ちを優先させた方がいいのか?
子どもの才能は
子どもの好きなこと・興味を持つことに隠れていて
親に言われなくても、もしくは反対されても
自らやりたいと思うこと
その中にこそ、子どもの才能の原石が隠れているからです。
親の働きかけによる
様々な早期教育や訓練によって
ある程度の才能を育てることは
可能でしょう。
ですが、それが本人の内側の情熱から出るものでなければ
ある程度のところまでは修得できても
本当のプロフェッショナルとなったり
それを行うことによって幸せになることは
できないでしょう。
スポーツ観戦から私が感じたこと
このお正月
受験生がいるため家で過ごし
普段ならそこまで観ない
あらゆるスポーツ観戦をテレビで楽しみました。
その中で、気づいたことがあります。
親や、教育者の導きで
ある程度、選手達を成功させることはできるでしょう。
確かに、その世界において、
日本中が注目するような試合に出られるだけで
凡人から見たら大成功で素晴らしいことだと思います。
でもその世界の選手達は
その大会でさらに勝ち、優勝することや
プロになったり
オリンピックなどで勝つことを目指しています。
最終的に
天才的な才能を発揮したり
逆境を乗り越えて優勝した選手達やチームから
私が感じたこと
前評判があり、周囲の期待が大きい選手やチームは
ここぞという大事なところで
力が発揮できないことがある。
逆に、あまり期待されていなかったり
明らかに逆境と思える状況に置かれた選手やチームが
優勝したり、素晴らしい成果を出すのを
目の当たりにしました。
テレビの解説者は、周囲の思いや期待を
詳しく解説してくれるので
選手の置かれた立場がよくわかったのですが
期待されていたチームや
すでにプロチームや有名大学への内定が決まっていた選手は
親や周囲の大きな期待を背負っていたりします。
もしかしたら
ここぞというプレッシャーのかかる場面で
「ここで負けてはいけない。」とか
「自分が活躍して勝たなくてはならない。」
などと思うことは
最大の力を発揮することに
ブレーキをかけてしまうのかも、しれません。
一方で、前評判では特に注目されていなかったり
逆境があり、誰もがダメだろうと諦めていた時に
予想外に力を発揮した選手やチームが目立ちました。
そういった選手やチームは
自分の実力に対して謙虚で
だからこそ、
どんな相手に対しても真摯に向かって行き
自分のやるべき事をただやる。
そして、そのスポーツそのものを
とても楽しんでいるように見えました。
親や周囲はもちろん勝つこと、優勝を願いますが
その期待が大きすぎると
プレッシャーになってしまい
最高の結果が出ないこともあるんだろうなと
思いました。
親や周囲がどう思おうと
ただ自分の内側から来る情熱に従って
そのスポーツができることを楽しみ
どんな相手だろうと、
ただ自分のできることをしている選手
そんな選手が
感動するようなプレイを見せたり
最終的に素晴らしい結果を得ていました。
もちろんこれは
ただのスポーツ素人の私の主観的な感想なのですが
親として私が学んだことは
「こうなって欲しい。」と子どもに期待することは
子どもの最高の力を出すことを邪魔してしまい
本来の子どもの力を発揮できなくしてしまう
そういう可能性があるのかもしれない、ということです。
子どもを成功させたい親の心構え
子どもが何かを成し遂げて得た結果は
子ども自身の成果であり
親の安心や承認欲求を満たすためのものではない。
そもそも子どもが何をするか
どの道に進むか
それは、親が選ぶのではなく
小さい頃からの働きかけで
子ども自身の好きなこと、興味のあることを見つけて行き
できるだけ子ども自身が自分で考え
自分の気持ちや意見が言えるような環境を
整えていくこと。
そうして自分の行きたい進路や
自分のやりたい事を自分で選べるようになり
それが親の希望や世界観と違っていても
全力で応援してあげる。
そしてたとえ失敗しても
それは長い人生において必要な経験であり
心配ないよ
どっちに行っても
どんな結果になっても
あなたは幸せになれるよと言ってあげられること。
そういうスタンスで子育てが
できていたら良かったなと
思います。
親自身も発展途上
子どもの人生を親が決めない。
できるだけ
「こうなって欲しい」と思うことをやめる。
実は私にとっては
これが子育てにおいて一番の課題でした。
3人育てていても、です。
まだ子育て現在進行形でもあり
私自身にとってハードルが高く
何度かの失敗をし
その大事さに気づいたので
今言えることです。
でも嬉しいことに
子どもに「こうなって欲しい」と
思っていた時は
どこか子育てが辛く苦しい部分があったのですが
子どもが自分で好きなことを選び
それを応援するスタンスになった時の方が
楽で、楽しく
幸せな母親でいられるなあと
感じています。
そして
子どもの好きなことがもたらしてくれる
新しい経験に刺激を受けたり
何よりも
子育てが楽になったので
自分自身の人生を
どう生きよう?
何をしよう?
と、ワクワクしています。
子どもをどうするか?よりも
子どもになって欲しい姿に
自分自身はなれているか
いつも
自分自身の成長を考えるようになりました。
本当に
子育てって親自身を成長させてくれますね。
大変だったけど
貴重な経験。
よく頑張ったな、私♡
と思います。
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
女性が幸せに自立し
親子で物心両面で、圧倒的に豊かで自由な人生を
送るためのヒントになれば
嬉しいです。